WPPとShopifyの新たなパートナーシップを締結 革新的なコマースソリューションでクライアントの迅速な事業拡大を支援

3 Oct 2023


WPP(本社︓英ロンドン、CEO︓マーク・リード)は、コマースの世界的リーディングカンパニーであるShopify(ショッピファイ)と戦略的なグローバル・パートナーシップを締結し、Shopifyのプラットフォームの価値を最大限に享受できる形で、クライアント企業に対し提供を開始すると発表しました。

このパートナーシップにより、両社は製品を共同開発し、13,500人以上のコマース専門家を有するWPPのネットワークとShopifyのプラットフォームを組み合わせることで、企業が迅速に規模を拡大し、より多くの顧客にリーチできるよう支援します。

消費者の期待値が変化し、コマースのイノベーションが弛まなく進化し、経済状況も変わり続ける中、企業にとって、オンライン、店舗、ソーシャルメディア等あらゆるプラットフォームを使って消費者に直接アプローチすることがますます重要になってきています。従来のコマース・インフラでは、消費者の新たな購買行動に対応するには柔軟性が十分でないことは明らかで、企業にとってこれは切実な課題です。この提携により、WPPのクライアント企業は、Shopifyのプラットフォームが持つ成長の機会を利用して、最良のダイレクト・トゥ・コンスーマー(D2C)とコンバージョン成果を享受することができます。

パートナーシップでは、ShopifyとWPPは製品開発で協力し、消費財、健康とウェルネス商品、ファッションなど、商材別に的を絞ったソリューションを開発します。また、WPPの従業員向けにカスタマイズされたトレーニングと認定パスを両社協力して展開し、提携後1年以内にWPPのグローバルネットワーク全体で300人のShopify認定スペシャリストを育成していきます。

今回の提携は、WPPのコマース事業への継続的な投資を反映したもので、2022年のeコマース専門エージェンシーDiff(ディフ)の買収に続くものです。現在、Wunderman Thompson(ワンダーマン トンプソン)の傘下にあるDiffは、10年以上にわたりShopifyと協力し、Shopifyプラットフォーム上で最も革新的でパフォーマンスの高いストアを構築してきた実績があります。この度の提携を機にWPPとDiffは、2030年までに米国で100万人の黒人経営者によるビジネスを立ち上げ、成長させ、規模を拡大することを目指すShopifyの「オペレーション・ホープ・プログラム」にも参加します。

Shopifyは、エンタープライズ・コマースのテクノロジー・プロバイターの位置づけを示すガートナー社による調査、「2023年マジック・クアドラント」においてリーダーとして認められ、実行能力において最高位にランクされました。

WPPのマーク・リードCEOは次のように述べています:「ここ数年、コマース分野は爆発的な成長を遂げています。Shopifyの企業としての信頼性と速いイノベーションを考えれば、Shopifyは当社クライアントにとってもベストパートナーだと言えます。WPPはコマース分野での専門性とサービスを強化・拡大しており、今回の提携により当社のお客様にさらなる成長の機会を提供できると確信しています。」

Shopifyのハーレー・フィンケルシュタイン プレジデントは次のように述べています:「私たちは20年にわたり、一流ブランドが消費者に直接リーチし、グローバル・ビジネスをより加速できるよう支援することを目指し、Shopifyの完成に努めてきました。WPPとその世界有数のクライアント企業と提携することで、グローバル・コマース分野におけるイノベーション機会をさらに拡大し、より多くのブランドがビジネスの未来を確保できるよう支援できることを嬉しく思います。」

<お問い合わせ先>  
WPPジャパン 広報  
武藤 英代
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[email protected]

日本におけるWPPについて
WPP(LSE:WPP、CEO: マーク・リード)は英国に本社を置く世界最大のマーケティング・コミュニケーションズグループです。「人と社会、環境、クライアント、そして社員やその家族にとってより良い未来を築くために、クリエイティビティで答えを出す」というパーパスの下、日本においては、AKQA、BCW、VML&オグルヴィ、グレイ、グループエム、ホガス、ランドー&フィッチ、VMLY&R、ワンダーマン トンプソンのグループ各社がその人材とスキルと力を結集して、コミュニケーション、エクスペリエンス、コマース、テクノロジーの分野で国内外の企業にサービスを提供しています。詳しくはウェブサイト(www.wpp.com)をご覧ください。